泣き虫だった子供時代
幼い頃から泣き虫でした。他人から意地悪されたら我慢できずに泣いてしまう。やり返せなかったし、怒りを言葉にするのも出来なかったですね。
母によく「やり返しておいで!」と言われましたが「できないよ〜」と、また泣くことしか出来ませんでした。

しっかり者の小学生時代
真面目で解けない問題があると泣いてしまう、今から思い返すと恥ずかしい小学生でした。泣きながら教えてもらい、テストではそれが解けるので満点を取っていました。
転校先の太った男子が親分で、意味もなく私を泣かせようとするのが辛かったのが小4。そいつは(笑)勉強も運動もそれほど出来ないし、人望もないのに何様だよと思っていました。
高学年になると周りの人間を冷静に観察する様になりました。相対的にしっかり者と言われていました。
ひたすら真面目な中学生
私が中学生の頃は、校内暴力が全国で問題になっていて金八先生がヒットしていました。
うちの中学はマシな方でしたが授業中に歩き回る悪ぶった男子(ツッパリ)が何人もいて大変でした。
大好きな担任の先生は、教師になって1年目で辞めてしまいました。あんなに優秀な女性が教師を目指して国立大学を出たのに、何も考えていないような数人の男子生徒のせいで教員の仕事を全う出来なかったのです。本当に悲しかったです。
この頃から、世の中には迷惑な人種が存在している
こと、悪いことも平気でする人がいるこ
と、どんなに良い人間でも変な人と関わってしまうと大変なことになるということを実感するようになりました。
男子にはうんざりだったので受験は全て女子高にしました。
部活にあけくれた高校時代
フォーク部と言う名の軽音楽部に入りバンドを楽しみました。勉強しなかったので最低の成績でした。
この頃から、田舎の子に成績トップが多いことに気付きました。電車の本数が少なく早い時間に登校して勉強していたのです。しかも素朴で誰にでも親切。質問すれば優しく教えてくれる子が多かったです。
クラスのヒエラルキーのトップにいる明るく派手なグループより、一見地味で真面目な人たちの方が実は面白いことに気付きました。
見た目や華やかさと関係なく、目立たないグループにオタクが多くて話も面白い。真面目で頭もいい。人を見る目が養われていった気がします。
