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自分を大切にする

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英国から帰国して

英国から帰国。子供たちは地元の小学校へ転校しました。

日本の学校に慣れるのは大変でした。担任のベテラン先生もびっくりしたようです。それは忘れ物が多いということでしょうか。

日本は小学生でも重いランドセルを背負い、自分の筆箱、ノート、教科書を持っていきますね。金曜日に体育着や上履き、絵の具セット、習字セットを持ち帰る姿も見たことがあります。

英国の公立小学校はペラペラのナイロンバッグに薄いノート、ランチボックスだけで身軽です。

教科書、ノート、筆記具、絵の具など全て学校のものを使うのです。それらは持ち帰りません。

担任にそのことを説明し、沢山の私物を管理することに慣れていないので大目に見てもらいました。  

小学生にあんな修行のような荷物って必要かな?

日本にはやらなければいけないことが多すぎると感じました。

 

緊急ミーティング

ある時、担任の先生からどうしてもお母さん達に伝えたいことがあると緊急ミーティングが開かれました。

その先生は癌で休職されていたけれど、元気になって戻られたそうです。

その時に思ったことをどうしてもお母さん達に伝えたいと。

小学校教師として働き、結婚、子育てもしてきた。フルタイムの仕事なのに家事は全部担当することになった。

家族のため、家事と子育てをしてきた。自分のことは後回しにしてきた。

でも今回癌になってそれが間違っていたとわかった。自分を最優先にしてやりたいことは直ぐにやるべきだった。色々我慢するべきではなかった。

だから今日から貴方は自分を大切にしてほしい。家族のために我慢するのは辞めてほしい。いつ死がくるがわからない。そういうメッセージでした。

死を意識すると見えてくるもの

父の死を通して私が感じたことを後押しするようなお話でした。

「日本のお母さんはこういうものだ」

自分の人生の軸を自分の外の人間に決めさせてはいけません。大切なことは自分はどうしたいのかです。

もちろん家事が好きな人は今までの生活を続ければいい。幸せを感じることは人それぞれですから。

でもしんどいなら、他にしたいことがあるなら変えていきましょう。

我が家も最初はみんなの抵抗にあいました。でもなんとかなりました。

50歳の誕生日には、「これからは自分を最優先して生きていきます。お爺ちゃんが52歳で亡くなったので悔いのないように生きたいです。みんな協力してください」と宣言しましたよ。

せっかく生まれてきて、両親に大切に育ててもらったのです。私たちは何歳になっても大切な存在です。

大変なことは家族全員で協力していきましょう。

ソロ活への道すじ 〜父の死〜早すぎた父の死 私の父がガンで52歳で亡くなったことが、私の人生観に大きな影響を与えたことは確かです。 「死は思っている...

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はにゃみ
50代主婦のはにゃみです。 都内在住、子供が2人の4人家族です。 主婦のソロ活動についての記事をメインに書いています。 フットワーク軽くどこへでも行ける60代を目指しています。 好きなもの 自転車、読書(オーディブル)ねこ、映画
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