旅と冒険

浅草と浜離宮、水上バスで巡る春の一日 昼飲みと食べ歩きの楽しみ方

浅草と浜離宮、水上バスで巡る春の一日 昼飲みと食べ歩きの楽しみ方

毎年3月が来ると、わくわくしています。
毎年見たくなるお花畑があるからなのです。

都会の中にお花畑があることを知っていますか?
それは浜離宮のお花畑なんです。そこで菜の花が満開になるのです!
この美しい黄色い花々を見るのが、私の春の一大イベントなんです。

今回は、そんな浜離宮訪問から始まる、私の楽しい一日の過ごし方をみなさんにも紹介したいと思います。
一緒に、この春、新しい楽しみを見つけてみませんか?

浜離宮の菜の花 春の訪れを告げる黄色い絨毯

 

浜離宮のお花畑 菜の花

毎年3月、私の心を躍らせるのは、浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)に広がる一面の菜の花です。
この時期になると、庭園は黄色い花で満たされ、春の訪れを感じさせてくれます。

高層ビルに囲まれた都会の中で、このような自然の美しさに触れられるのは、まさに特別な体験。
菜の花の中を歩きながら、その香りに包まれ、写真を撮ることは、私にとって年間を通じて最も楽しみにしている瞬間の一つです。

 

浜離宮 菜の花アップ

この黄色い絨毯を見ると、心が躍り、生きていて良かった〜と、強く思うのです。
不思議と小学生の頃を思い出します。

そして、この場所は多くの観光客や写真愛好家にとっても、撮影の絶好のスポットとなっています。

外国人旅行者の姿も多く見かけることができ、浜離宮のお花畑の菜の花は、世界中の人々に都会の春の訪れを告げています。

実際のお花畑はさほど広くはありません。
けれどもお花畑の中のお道を歩くことはできるし、花の中に佇む写真も撮ることができます。

春は菜の花、夏から秋にかけては「コスモス」「キバナコスモス」が咲き乱れます。

この美しい景色を背景に、私たちは新たな季節の始まりを感じ取り、日常の忙しさから一時的に離れることができます。

浜離宮の菜の花は、春の東京で絶対に見逃せない自然の奇跡の一つであり、毎年この時期に訪れることが、心からの楽しみの1つになっています。

 

>>園内マップPDF

浅草への冒険 水上バスで日の出桟橋から出発

浜離宮の菜の花を見た後、次なる目的地は浅草です。
これまでは、浜離宮から水上バスで浅草へと向かうことができましたが、現時点では
浜離宮の水上バス停留所が休止ということで、隣の日の出桟橋から水上バスに乗ることにしました。

ゆりかもめ汐留駅から日の出駅まで2駅の移動です。
ゆりかもめ乗車も楽しみながら移動しましょう。

元気のある人は徒歩でも行くことができます。

 

水上バスのチケットは、ネット予約できるので乗船時間がはっきりしている人は前日に予約しておきましょう。

ホタルナ外観

特に松本零士さんがデザインしたホタルナは人気なので、予約しておくと安心です。

 

ホタルナ内部
ホタルナの船内は、レストランのようになっていました。
当日は平日だったこともあり、乗客が少なく、非常に快適な空間でした。
みなさん、ゆったり楽しく過ごしていました。
浅草までの船旅は快適で、船内でビールを購入して飲んでいる人もいましたよ。

隅田川の水面を滑るように進むホタルナからは、永代橋の壮大な姿や、その美しい構造が眺められます。
川沿いの遊歩道をジョギングする人やくつろいでいる人が見えて、都市の中で川と共存する東京の生活が垣間見えます。
この穏やかな光景の中を進むことで、日常の忙しさを忘れ、心が和む瞬間を体験できました。

>>水上バス航路PDF(私が乗ったのは赤いライン)

今回は友人と2人で行きましたが、ソロ活動の方もいらっしゃいました。
のんびりできて、ソロ活動にぴったりだと思います。

このようにして、浜離宮の水上バス停留所が利用できない時でも、日の出桟橋から「ホタルナ」に乗船することで、浅草への移動を楽しむことができます。

>>Tokyo Cruise公式サイト

 

浅草で実現する夢リスト 昼飲みと食べ歩きの魅力

私は日頃からスマホの地図アプリや手帳に行きたいところやしてみたいことを記入しています。
なぜかというと沢山ありすぎて、忘れてしまうからなのです・・・
常に手帳は持ち歩き、今後必要になるかもしれない情報を書き留めます。

そんな私の「やりたいことリスト」にかなり前からあったことをやっていきます!

 

浅草上陸

1、水上バスに乗って浅草へ行く

今回初めての乗船で夢が叶いました。
しかも人気のホタルナに乗船できました!

2、神谷バー デンキブランを飲む

神谷バー 看板

浅草に到着した私たちの最初の目的地は、以前から訪れたいと思っていた神谷バーでした。
神谷バーは1880年創業の日本初のバーです。
これまで、50代女性の私にとって、神谷バーの敷居は少し高く感じられ、なかなか訪れる機会がありませんでした。

特に、友人から聞いていた「デンキブラン」というアルコールを試してみたいという強い願望がありました。
友人曰く、デンキブランは飲みやすく、美味しいとのこと。

ドキドキしながら店内に一歩入った瞬間、私たちはその活気に驚かされました。
席は満席で、多くの人々がおしゃべりをして食事やお酒を楽しんでいました。
中には静かに本や新聞を読んでいる人もいます。
ここはバーというよりも、定食屋や居酒屋のような、明るく親しみやすい雰囲気の場所ということがわかりました。

高齢のおじいさんが友人たちとナポリタンを食べながらお酒を楽しんでいる席に、私たちは相席をさせてもらいました。

空席待ちの列はないので、スタバの要領で、ささっと空席を確保する感じです。

神谷バーでは、席を確保してからレジで食券を購入するシステムが採用されていました。

この経験から、神谷バーの人気の高さを改めて実感しました。
若い人から高齢者まで、みんながニコニコと楽しんでいる姿を見て、神谷バーが昼間から開いている明るい居酒屋のような場所であることがわかり、私は大いにワクワクしました。
私たちは揚げ茄子と串カツ、そして待ち望んでいた電気ブランを注文しました。

 

神谷バーショーケース
入り口正面のショーケース。
列に並びながらショーケースを見て、注文を素早く考えるのがドキドキでした。

 

デンキブラン
待望のデンキブランが来ました!
小さなグラスに並々と注がれています。

私はてっきり 戦時中の謎の(ヤバい)アルコールだと思っていたのですが、違っていました笑

デンキブランは、約百年前に神谷バーで誕生したカクテルで、浅草の歴史と共に時代の変遷を見守ってきました。
名前の由来は、明治時代に電気が珍しかったことから、「電気」を冠するモダンなものへの関心と、その強いアルコール度数(当時は45度)が「電気」のイメージと重なり合い、デンキブランと名付けられました。
「ブラン」はブランデーを指し、ジン、ワイン、キュラソー、薬草などが秘伝の配合でブレンドされています。
現在はアルコール度数が30度のデンキブランと、40度の電氣ブラン<オールド>があります。
その温かみのある琥珀色とほんのりとした甘味は、大正時代から多くの人々に愛され、神谷バーを下町の社交場として賑わせています。デンキブランは、一口飲むごとに時代を超えた旅へと誘い、下町の人生模様を象徴するカクテルなのでした。

引用 神谷バー公式サイト

 

なすしぎ焼き
ナスのしぎ焼き。美味しかった〜

串カツ
串カツ。2本乗っていました。

今回は友人と2人でしたが、次回はソロでも入れそうです。

 

2、浅草地下街 映画「Perfect Days」の舞台

映画 PERFECT DAYS

映画「パーフェクト デイズ

ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが監督し、役所広司が主演した作品です。
以下に作品の概要や受賞、話題について説明します。

ストーリー
「パーフェクト デイズ」は、主人公である平山がトイレ掃除を仕事にする日常を描いた作品です。
平凡な毎日の中で起こる小さな出来事や変化に喜びを感じる平山の姿が描かれています。
彼の日常は、朝起きて髭を剃り、盆栽に水をやり、同じ販売機から缶コーヒーを買い、仕事場である東京各地のトイレに出勤するというルーティンで構成されています。
平山はこの繰り返しの生活に満足し、何気ない毎日こそが「パーフェクトデイズ」であると考えています。

受賞と話題
「パーフェクト デイズ」は、その独特なストーリーテリングやリアルな描写が評価され、多くの映画ファンや批評家から注目を集めました。

  • 第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、男優賞(柳楽優弥以来19年ぶり、2に目の受賞)エキュメニカル審査員賞を受賞しました。
  • 第96回アカデミー賞では日本代表作品に選ばれ、国際長編映画賞にノミネートされました。

「パーフェクト デイズ」は、そのリアルな描写や独特なストーリー展開により、視聴者に深い印象を与える作品として注目されました

 

はにゃみ
はにゃみ
50代におすすめの映画です

 

もう1つ、どうしても行きたかった場所とは、浅草の地下街です!
この地下街は、映画「パーフェクトデイズ」で主人公が通う居酒屋として、更に有名になりました。
特にその映画に登場する居酒屋には、どうしても足を運んでみたいと思っていました。映画の中で、主人公が訪れるその居酒屋は、まるで時が止まったかのような雰囲気を持ち、訪れる者に懐かしさと新鮮さを同時に感じさせる場所でした。

 

浅草地下街入り口
この地下街の入り口からして、階段を降りても大丈夫なのかな?と思わせてくれますね〜(汗)

けれど、映画を観た後の私は好奇心が勝り、私たちは躊躇することなく地下へと足を踏み入れました。
階段を下りると、そこに広がっていたのは、昭和の香りが色濃く残る、レトロな雰囲気溢れる空間でした。
照明はやや薄暗く、時代を超えた旅をしているような錯覚に陥りました。

 

浅草地下街通路
地下街を歩いていると、営業している店舗とお休みしている店舗が混在しており、その不思議なバランスがこの地下街独特の魅力を醸し出していました。

中には古本屋やレトロな雑貨を扱う店もあり、見ているだけで時間を忘れてしまうほどです。

しかし、私が最も訪れたかった映画に登場する居酒屋は、その日は残念ながらお休み。期待していた訪問は叶わなかったものの、その他の店舗を巡ることで、予期せぬ発見と楽しみがありました。

 

 

 

浅草地下街やきとり鳥じん
項目情報
住所東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街
アクセス・地下鉄銀座線浅草駅 徒歩10秒
・東武鉄道方面改札 徒歩10秒
・都営浅草線浅草駅徒歩3分
営業時間月~日 13:00~22:00
(料理L.O. 21:30 ドリンクL.O. 21:45)
定休日なし
電話番号0362316070
WEBInstagram
その他・ランチあり
・昼飲みも出来ました
・スタッフがとても親切

 

 

浅草観音通り 丸仁の森

この地下街の探索を終えた後、私たちは浅草の街をさらに散策しました。
仲見世通りの1本裏の観音通りを進みます。
こちらも大勢の人で溢れかえっています。

私のお目当ては柴又と浅草に店舗を構えているお漬物屋さんの「丸仁の森」です。
少し前にここで購入した「たけのこラー油きくらげ」の大ファンになってしまいました!

家用と義父母、妹のお土産に購入しました。
本当に美味しく、白飯のお供になるので是非、試食してください。

項目情報
住所〒111-0032 東京都台東区浅草1-19-9 かんのん通り
営業時間10:00~18:00
定休日情報なし
電話番号0368027472
WEBおつけもの丸仁公式サイト
その他情報なし

 

その後、浅草寺に参拝しました。

壽々喜園 (すずきえん) 浅草本店

浅草寺で家族の幸せと祈り、頑張りますと宣言した後、徒歩で抹茶アイスを食べに行きました。
「壽々喜園 浅草本店」は、浅草寺の裏手に位置する日本茶専門店です。

壽々喜園 浅草本店

壽々喜園 浅草本店は、日本茶茶葉を中心に取り扱う『諸国銘茶問屋』です。抹茶ジェラートや抹茶餡だんごなど、本格的な味わいが人気です。
予想していた通り、店の前で10分くらい並びました。

 

壽々喜園 浅草本店ショーケース
この店で提供されるのは、静岡県藤枝にある抹茶スイーツ店「ななや」の看板商品である抹茶ジェラートです。
抹茶の濃さが7段階もあり、最高ランクは「世界一の濃さ」と評されています。

以下は「壽々喜園 浅草本店」の特徴や魅力です。

コラボレーション
「壽々喜園 浅草本店」は江戸時代後期から続く老舗のお茶屋さんであり、抹茶ジェラートを提供するために静岡抹茶のスイーツ店「ななや」とコラボレーションしています。

抹茶ジェラートの濃厚さ
抹茶の濃さを7段階に分けて練り込んだジェラートが提供されており、最高ランクの「抹茶プレミアムNO.7」は、農林水産大臣賞を受賞した超高級抹茶を使用しています。その濃厚な味わいは世界一と称されています。

強い粘りと深い苦み
「抹茶プレミアムNO.7」は、驚くほどの粘りと抹茶の力強い苦みが特徴です。
一口食べると、舌にねっとりまとわりついてくる抹茶の香りと苦みを楽しむことができます。

他のお茶ジェラートも楽しめる
「壽々喜園 浅草本店」では、抹茶ジェラート以外にもほうじ茶、玄米茶、和紅茶のジェラートも提供されています。
これらのジェラートもお茶の風味を存分に楽しむことができます。

「壽々喜園 浅草本店」は、お茶屋さんならではのこだわりと技術を活かした抹茶ジェラートが人気です。抹茶好きやお茶の魅力を再発見したい方にはぜひ訪れていただきたいお店です。

 

項目情報
住所東京都台東区浅草3-4-3
アクセス東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩8分、つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩7分、スカイツリーシャトル停留所8番「浅草寺北」下車(Asakusaから474メートル)
営業時間月曜日から日曜日の11:00〜17:00(営業時間は最新の状況をご確認ください)
定休日不定休
電話番号03-3873-0311
WEBhttps://www.tocha.co.jp/
その他・食べログ アイス・ジェラート百名店2023選出店
・予約不可、クレジットカード不可、電子マネー不可、QRコード決済不可、
・スタンド式のテーブル席、個室なし、
・禁煙、駐車場なし、テイクアウト可、子供連れ歓迎、普段着で訪れてください

 

大学芋 千葉屋

抹茶ジェラートを食べたところで、日も暮れてきました。
最後に向かうのお土産として買う大学いもです。

千葉屋店舗前
浅草の隠れた名店『千葉屋』は、その絶品大学いもで知られる専門店です。
食べログ2023年和菓子・甘味処(東京)百名店選出店です。

このお店は、赤と白の目を引く看板が特徴で、浅草駅から少し歩いた場所にあります。開店前からお客さんが並んでいることも。
店内では、蜜がたっぷりかかった大学いもが、訪れる人々を待っています。

『千葉屋』の大学いもは、その見た目だけでなく、味においても特別です。
分厚くカットされたさつまいもは外はサクサク、中はホクホクで、蜜と黒ごまが絶妙に絡み合っています。
この独特の甘じょっぱさは、一度食べたら忘れられない味わいです。

千葉屋大学いもと切揚
しかし、私たちが訪れた時、友人が楽しみにしていた「切揚」は既に売り切れていました。

それでも、私たちは大学いもをお土産として購入し、その美味しさを家で楽しむことにしました。
『千葉屋』の大学いもと切揚は、そのシンプルながらも深い味わいで、多くの人々を魅了し続けています。
このお店の存在は、浅草を訪れる際の隠れた楽しみの一つであり、その味は長い間、多くの人々に愛され続けているそうです。

 

項目情報
住所東京都台東区浅草3-9-10
アクセス・都営浅草線・東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩15分
・TX「浅草駅」から徒歩4分
・都営バス「奥浅草」バス停下車すぐ
・浅草駅(つくばEXP)から378m
営業時間10:00〜18:00
定休日火曜日
電話番号03-3872-2302
WEB
その他・予約不可
・2023年和菓子・甘味処(東京)百名店

 

 

まとめ

この日は私にとって、想像以上に充実した一日となりました。

毎年目にしたい景色を目にすること
生きている間に絶対に経験しておきたかったことのリストから、2つものアクティビティを実現することができた

今回の冒険は、私一人の力だけではなく、私よりもずっと活動的な友人の後押しがあってのことでした。
彼女のおかげで、私は新たな一歩を踏み出す勇気を持つことができ、これまでにない経験をすることができました。

今後は、友人と一緒でなくとも、自分一人で再びこの経験を楽しむ自信がつきました。この素晴らしい一日の過ごし方が、あなたにとっても何かの参考になれば大変嬉しく思います。
生活の中で新しいことに挑戦すると、幸福感が爆上がりするので大変おすすめです。

 

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はにゃみ
こんにちは!はにゃみです。 東京都内在住の50代女性で、アラフィフから始めたソロ活を楽しんでいます。このブログ「アラフィフのソロ活日記 はにゃみの自由な時間」では、50代からのソロ活動や自己成長をテーマに、豊かな人生を送るためのヒントをお届けしています。一人の時間を大切にし、カフェ巡りや映画鑑賞、ソロ旅行や趣味を通じて、心と体のリフレッシュを楽しんでいます。週3回のパート収入を上手に活用しながら、自分らしいライフスタイルを追求中。一緒に、自由で楽しいソロ活ライフを見つけてみませんか?