旅と冒険

東京都庭園美術館本館展示「あかり、ともるとき」ぐるっとパスで贅沢時間

東京都庭園美術館本館展示 「あかり、ともるとき」 ぐるっとパスで贅沢時間

ついに2回目のぐるっとパスを購入しました!
ここから2ヶ月、楽しく芸術を楽しみたいと思います。

そのぐるっとパスを使って友人と一緒に出かけた先は東京都庭園美術館。
1933年(昭和8)に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)を年に一度公開している特別な展示なんです!

その特別企画展の名前は『建物公開2024 あかり、ともるとき』。
ちょうど夕刻に楽しめるように、併設のカフェでおやつを楽しんでからお部屋を回りました。

この展示は撮影OKだったので、画像とともに素敵な1日を紹介します。

東京都庭園美術館で楽しむ『建物公開2024 あかり、ともるとき』

東京都庭園美術館 建物今回の『建物公開2024 あかり、ともるとき』では、東京都庭園美術館の本館である旧朝香宮邸の照明に焦点を当てた特別な展示が行われています。

この建物は、1933年に竣工したアール・デコ様式の傑作なのだとか。
本当に素敵なお屋敷でした。

庭園美術館 階段それぞれの部屋のデザインが変えられていて、住む人のことをよく考え、細かいところまで気配りされているなと、思いました。

毎年異なるテーマで建物公開展が開催されるそうで、今回最高のタイミングで鑑賞することができて、

幸せ〜

と、感動しました。

 

庭園美術館 正面玄関 ルネ・ラリック
ルネ・ラリックに特注された正面玄関ガラス扉

 

庭園美術館 灯

ところで、私は不勉強で旧朝香宮邸のことを知りませんでした。

  • 朝香宮家は1906年に創立された宮家です。
  • 鳩彦王(やすひこおう)夫妻は1920年代にフランス滞在中、アール・デコの様式美に魅了され、自邸の建設に取り入れました。
  • フランスの装飾芸術家アンリ・ラパンが主要な部屋の設計を担当。
  • 宮内省の技師権藤要吉が建物設計を行い、日本の職人技も随所に発揮されました。
  • 朝香宮邸は、日仏のデザイナーや職人の協力によって完成した建築芸術です。
  • 2015年、旧朝香宮邸は国の重要文化財に指定されました。

夕方になり辺りが暗くなると、室内の様子や明かりの見え方にも変化が出てきます。
また、雨が降っていたおかげで、しっとりとした庭園と光が絶妙に調和し、幻想的な光景を見ることができました。

まるで映画のようです。

 

庭園美術館 灯

 

東京都庭園美術館での贅沢なひととき 〜カフェでお茶を楽しむ〜

庭園美術館 CAFE TEIEN今回の展示を最大限に楽しむため、新館1階にあるCAFE TEIENでしっかり休んでから展示を楽しみました。
少し日が落ちてからの方が美しく見えるに違いないと考えたのです。

 

CAFE TEIEN kacyo

庭園美術館 CAFE TEIEN私は左端のkacyo(抹茶ガナッシュと小豆)をいただきました。
友人は右端のガトーオペラ(ショコラがナッシュ)です。

カフェメニューにはお食事メニューもあるので、気候の良い日にブランチを食べに来たりしたいと思ってしまいました。

この日が雨でなかったら、テラス席に座りたかったです!

カフェメニューPDF>>

 

ぐるっとパスを活用してさらに楽しむ東京都庭園美術館

ぐるっとパス(紙)

今回、ぐるっとパスを使って東京都庭園美術館を訪れましたが、このパスがあれば他の美術館や博物館もお得に楽しむことができます。
2ヶ月間有効なので、東京都内の複数の文化施設を巡るのに最適です。

ぐるっとパスの特徴は以下の通りです。

  • 東京都内の約100の美術館・博物館に無料または割引で入場できる
  • 2ヶ月間有効で、複数の施設をゆっくり巡れる
  • パス1枚で同じ施設に何度も入場可能(無料施設に限る)
  • 季節ごとの特別展や限定イベントも楽しめる
  • 手軽にオンラインで購入可能

私は記念のために紙のチケットを購入しましたが、電子チケットがおすすめです。
購入はぐるっとパス公式サイトをご覧ください。

ぐるっとパス公式サイト>>

東京都庭園美術館を訪れる前に知っておきたいポイント

東京都庭園美術館 入り口東京都庭園美術館を訪れる前に、知っておくと便利なポイントをいくつかご紹介します。

◾️開館時間と休館日
美術館は10時から18時まで開館しており、入館は閉館の30分前までです。
休館 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始

◾️アクセス方法
⚪JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
⚪都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
※白金台駅のエレベーターは2番出口にあります

◾️庭園は必見
庭園美術館は、アクセスの良い都心にありながら緑豊かな庭園を楽しむことができるのが人気の理由です。
庭園には3つのエリアがあり、それぞれ異なる趣を持っています。

  • 芝庭
    朝香宮邸時代から引き継がれた広々とした芝生のエリア。
    開放感にあふれ、天気の良い日にはゆったりと過ごすことができます。
  • 日本庭園
    起伏に富んだ景観と茶室が特徴の和の情緒あふれるエリア。
    静かな雰囲気の中で、日本の伝統美を感じながら散策を楽しめます。
  • 西洋庭園:ベンチが配された寛ぎの空間で、春にはワシントン桜が咲き誇ります。四季折々の美しさを楽しみながら、リラックスできる場所です。

 

◾️チケット
東京都庭園美術館では、展覧会の観覧料庭園のみの入場料が異なります。

⚪️展覧会観覧料(建物公開2024 あかり、ともるとき 2024年9月14日~11月10日)

一般:1,000円(団体800円)
大学生:800円(団体640円)
中学生・高校生:500円(団体400円)
65歳以上:500円(団体400円)

※展覧会ごとの観覧料は異なる場合がありますので、最新の情報は公式サイトの展覧会ページをご確認ください。

⚪️庭園のみ入場料

一般:200円(団体160円)
大学生:160円(団体120円)
中学生・高校生:100円(団体80円)
65歳以上:100円(団体80円)

庭園の地図>>

※庭園のみ入場の場合は事前予約不要、当日チケット売り場で購入可能。
ぐるっとパスを利用しない場合、単独チケットも公式サイトから事前購入が可能です。
当日スムーズに入場できるよう、オンラインでの購入がおすすめです。

はにゃみ
はにゃみ
娘が小さい頃に遊びに来た思い出があります

まとめ

ぐるっとパスのスタートとして、東京都庭園美術館の建物公開「あかり、ともるとき」の展示のタイミングにあっていたことは大変な幸運でした。
今回、降り続く雨のために、庭園を散策できなかったことだけは心残りです。

美しいアール・デコ様式のお屋敷の中に、静けさとあかりの温かさを感じました。
そこにはもうどなたも住んでいないにも関わらず、どんなふうにこの椅子に座ってこの景色を見ていたのだろう?と何度も考えました。

広々とした空間に設えられた美しい家具や調度品とあかりを鑑賞しながら、お宅拝見というような人間個人の暮らしにまで想像をめぐらしました。(笑)

ここで人が暮らしていたからこそ、さらに素敵だと思ったのです。
次回は、ぜひ庭園も含めた建物の全体を堪能しながら、さらにこの場所の魅力を探求してみたいと思います。

庭園美術館にまだ行ったことにないあなた。
目黒駅からのも近いので、他の目的地とセットで訪問するのもおすすめですよ。

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ABOUT ME
はにゃみ
こんにちは!はにゃみです。 東京都内在住の50代女性で、アラフィフから始めたソロ活を楽しんでいます。このブログ「アラフィフのソロ活日記 はにゃみの自由な時間」では、50代からのソロ活動や自己成長をテーマに、豊かな人生を送るためのヒントをお届けしています。一人の時間を大切にし、カフェ巡りや映画鑑賞、ソロ旅行や趣味を通じて、心と体のリフレッシュを楽しんでいます。週3回のパート収入を上手に活用しながら、自分らしいライフスタイルを追求中。一緒に、自由で楽しいソロ活ライフを見つけてみませんか?