「しめパフェ」「締めパフェ」という言葉を知っていますか?
私はつい最近人から聞きました。
ざっくり説明を聞いたところ、とても素敵だと思いました。
いろいろ調べてみると、面白いことがわかったので記事にして紹介します。
締めラーメンではなく締めパフェ
札幌の夜の締めくくりとして、ラーメンではなくパフェを選ぶ「しめパフェ」文化が注目を集めています。
このユニークな習慣は、札幌市民のお酒と甘いものへの愛好心から生まれました。
統計によると、札幌市は酒類とケーキの支出金額で全国上位にランクインしており、冬でも室内が暖かいためアイスクリームを楽しむ習慣があります。
札幌パフェ推進委員会
「しめパフェ」の普及には、地元のデザインプロダクションが大きく貢献しました。
このプロダクションは、地元のメディアを通じて情報を発信し、その後全国的に展開しました。
インスタグラムの流行に乗れたことも普及につながったと考えられます。
また、他の自治体もこの文化に注目し、例えば静岡市では「静岡シメパフェ」が展開されました。(2019年)
現在札幌パフェ推進委員会の加盟店は約20店舗に上りました。
パフェの価格帯は1000円から2000円程度で、材料の豪華さや産地、ブランドにこだわったり、オーダーメイドの組み合わせが可能な店舗も増えています。
札幌の締めパフェはもう芸術🎨 pic.twitter.com/yFvjrqDQVC
— えむこ。 (@emuco_trip) December 7, 2023
外国に向けて発信
「しめパフェ」は更に発信を続け、海外向けのメディアや英語のウェブサイトも立ち上げられました。
「しめパフェ」は、札幌の食文化から日本の食文化へと広がりを見せており、外国人観光客もパフェ目当てで訪れるようになっています。
札幌発祥のしめパフェについて、最後まで読んでいただきありがとうございました。
1日の締めくくりのご褒美がこのように美味しく美しいということにも、心に与える栄養のようなものがきっとあるように思います。
参考記事 札幌シメパフェ・クリエーターズステーション・Visit Sapporo