北陸旅2日目は、富山から金沢へ移動。
この日は、思いがけない出会いやうれしい出来事にも恵まれました。
ある程度、予定がつまっていたぶん、印象も濃く、旅の思い出がさらに深まった1日に。
この記事では、その2日目の様子を写真とともにご紹介します。

朝食「炙庵 とやま鮨」でビュッフェ
朝は早起きして、ダイワロイネットホテル富山駅前の1階にある「炙庵 とやま鮨」で朝食をいただきました。
こちらは、夜は海鮮居酒屋、朝は宿泊者向けにビュッフェを提供しているお店です。
富山名産を含む、お寿司屋さんならではのこだわりが詰まったビュッフェ。
刺身を使って自分好みの海鮮丼を作るスタイルで、好きな具材を選びながら、何度もおかわりして楽しみました!
和洋のおかずやサラダ、デザート、コーヒーまで揃い、朝からしっかり満足感のある内容。
テーブルもゆったりしていて、落ち着いた雰囲気の中でのんびり過ごせました。
スタッフの方の気配りも心地よく、料理を取りに行くときもスムーズに動けて、気持ちよく朝の時間を過ごせました。
しっかり海鮮が食べたい人は、早目に会場に行くのがおすすめです。
新幹線で金沢へ まさかの出会いに感動
朝食を終えたあと、ホテルをチェックアウトして、新幹線で金沢へ向かいました。
車内で、敬宮愛子さまが金沢をご訪問されるというニュースを目にして、
「えっ、今日!? 会えたらいいな〜」なんて、軽く話していたんです。
そんな話をしていた矢先、金沢駅に到着してホームに降り立つと、
そこには報道陣や警備の方がずらり。明らかにただならぬ雰囲気。
もしかして…いやいや、まさか……と思っていたら、
本当に――目の前に新幹線が滑り込み、そして愛子さまがご到着されたんです!
私たちはちょうどホームの乗客の一番前にいたので、ほんの数メートルの距離でそのお姿を拝見できました。
小柄で穏やかで、あたたかい笑顔。
その柔らかな光のような雰囲気に、言葉を失うほど感動してしまって、
思わず涙が出そうになりました。
友人と顔を見合わせながら、「今日って…すごい日になるかもね」としみじみ。
こんな偶然って、あるんですね。
旅の2日目は、そんな信じられないような出来事から始まりました。
金沢歌劇座で吹奏楽の演奏会
敬宮愛子さまを間近でお見かけした興奮が冷めやらぬまま、いったんホテルに立ち寄って荷物を預け、午後は金沢歌劇座へ向かいました。
音楽を聴きながら、しばしクールダウン。
演奏会が終わったので、お腹が空きました。
甘味処「つぼみ」でひと休み
金沢歌劇座をあとにして、甘味処「つぼみ」へ。
実はここ、ミシュラン2つ星の料亭「穂濤(ほなみ)」が手がけていて、金沢の甘味処といえば必ず名前が挙がるほどの人気店です。
店内は落ち着いた雰囲気で、座席もゆったりと配置されていました。
奥には小さな庭があり、金沢城の石垣がちらりと見える景色。
そこを流れる辰巳用水の音が心地よくて、街なかにいながら自然の中にいるような、不思議な安心感がありました。
安倍川餅とクリームあんみつをいただきながら、金沢に来たことを実感しました。
金沢おでんの老舗「赤玉本店」で夕食
夕方からは、予約していた「赤玉本店」へ。
昭和2年創業の老舗で、地元でも人気の金沢おでんのお店です。
この日は、友人の息子さんと合流して3人で訪問。
小さい頃からよく知っている子なので、こうして大人になって一緒に食事できるのは久しぶりです。
店内は気取らない居酒屋のような雰囲気。
車麩や赤巻きなど、関東ではあまり見かけない具材も並んでいて、私には新鮮に映りました。
3人でお酒を飲みながら、おでんやおつまみを頂いていると、あっという間に時が流れたことを実感しました。
尾山神社
食事のあと、近くにある「尾山神社」へ立ち寄りました。
夜の神社は静かで、ほんのり照らされた参道が幻想的。
旅の安全と、日々の感謝を胸に、そっと手を合わせました。
ホテルに戻ったあとは、デパートで購入したふくさ餅をおともに、3人でのんびりおしゃべりタイム。
昼間の出来事を思い返したり、今後の予定を話したりと、時間を気にせず過ごせるのが、旅ならではの楽しさですね。
この日は私が一人部屋に泊まりました。
まとめ
金沢へ移動した2日目は、思いがけない出会いやうれしい再会が重なり、旅の楽しさを一層感じられる1日となりました。
たくさん歩いて、たくさん感動して、お腹も心も大満足。
そして旅はまだ続きます。次回は、北陸旅3日目の記録をお届けします。