話題の皇居財布を買いに行ってみた 9時台到着でも1時間待ち

今、SNSで話題になっている皇居財布を知っていますか?
私の好きなデザインだったので、実際に買いに行ってきました。
想像以上に競争率が高く、到着時間や並び方によって状況が大きく変わるため、当日はなかなか苦戦しました。
この記事では、実際の到着時間や待ち時間、売り切れ状況などを含め、現地での様子を詳しくまとめています。
皇居財布はなぜ人気なのか
取材受けました!
このニュースの写真は
Rieの皇居財布たちが出演中フジテレビ担当の方々
質の高いの取材、素晴らしい対応で
気に留めていただけて光栄でした。
ありがとうございました。 https://t.co/AOpcfNdQzy pic.twitter.com/QIlsJTNDIf— Rie (@yukeji) December 9, 2025
皇居財布とは、皇居東御苑内の売店などで販売されている財布のことで、近年SNSをきっかけに注目を集めています。
牛革を使用したしっかりとした作りに、菊の御紋があしらわれた上品なデザインが特徴で、見た目に対して価格が比較的手頃な点が人気の理由の一つです。
合皮の財布も販売されていますが、特に人気が高いのは牛革のタイプです。
落ち着いた色味だけでなく、若い世代でも取り入れやすい明るく綺麗なカラーもあり、実物を見ると欲しくなるという声が多いのも納得できます。
実際に手に取ってみると、記念品というよりも日常使いしやすい品質であることが分かります。
高級感がありながらも過度に主張しないデザインで、年齢や性別を問わず使いやすい点が、SNSを通じて評価されてきた理由だと感じました。
こうした特徴が口コミとして広がったことで、「一度は見てみたい」「実際に使ってみたい」と考える人が増え、現在のような高い人気につながっているようです。
皇居財布はどこで購入できるのか
【追記】皇居財布の販売停止について(2025年12月時点)
2025年12月22日から、皇居東御苑内の売店では、菊の御紋が入った革製品の販売が当面の間停止されています。
対象となっているのは、財布をはじめ、名刺入れや小銭入れなどの革製品全般です。
背景には、SNSをきっかけとした爆発的な人気により、生産が需要に追いついていない状況があります。
1日あたり100個から500個ほど入荷しても、すぐに完売してしまう状態が続いており、あわせて転売対策として在庫調整が行われているようです。
また、昭和記念公園や京都御所で取り扱われていた菊紋入りの財布についても、同じ製造元による製品であるため、現在は販売停止または在庫切れとなっている可能性が高いと考えられます。
訪問を予定している場合は、事前に各施設へ確認することをおすすめします。
現時点では販売再開の時期は未定とされています。
今後は生産体制が整うまで様子を見るか、転売品を避けて公式な再開を待つ判断が無難と言えるでしょう。
皇居財布は、主に皇居東御苑内の売店で販売されています。
皇居東御苑では、本丸休憩所と大手仮休憩所に売店があり、現在はこの2か所がもっとも一般的な購入場所とされています。
また、皇居以外でも同様の財布が販売されていた例があります。
ただし、これらの施設では常時販売されているとは限らず、取り扱いの有無や在庫状況、色や形の種類は日によって異なるようです。
- 立川市にある昭和記念公園内の昭和天皇記念館の売店
- 京都御所の参観者向け休憩所
確実に購入したい場合や、できるだけ選択肢の多い中から選びたい場合は、皇居東御苑の売店を訪れるのが現実的だと感じました。
近年は注目度が高まっていることもあり、いずれの場所でも早い時間帯に売り切れが出る可能性があります。
実際に行った日の流れと待ち時間

私が訪れたのは11月中旬の平日でした。
この日は午前9時15分ごろに皇居東御苑の大手門に到着しましたが、その時点ですでに入園待ちの人が並んでいる状況でした。
皇居東御苑は9時に開園しますが、話題性の高い皇居財布を目的に訪れる人も多く、早い時間帯でも油断はできないと感じました。
もちろん、外国人観光客も大勢いました。
荷物検査を終えたあと、できるだけ早く売店に向かうため、同行していた息子に先に走って並んでもらう形を取りました。
体力のある息子を連れて来て良かった〜
大手門を入ってすぐの大手仮休憩所もすでに長い列ができており、結果的に本丸休憩所にある売店に並ぶことになりました。
東御苑内は緩やかな上り坂になっているため、私は全速力のつもりでしたが、ちらっと振り返って走る私の姿を見た息子はニヤニヤ笑っていました。
(だいぶ遅く見えたらしいです)
本丸休憩所の売店では、すでに並んでいた息子と合流し、そこから約1時間待つことになりました。
この日は曇りだったのでまだ良かったのですが、真冬や真夏は大変だと思います。
売店では注文を受けてから棚の奥から商品を出す形式のため、一人あたりにかかる時間が比較的長く、行列がなかなか進まない印象でした。
欲しかった財布と実際に購入できたもの

売店に並んでいる間も、前の人がどんな財布を選んでいるのかが気になりました。
実際に順番が近づくにつれて、すでに売り切れている色や形があることも分かり、選択肢は思っていたより限られている印象でした。
もともと狙っていたのは、ゴールドや黄色の二つ折り財布、もしくは二つ折りの長財布でした。
しかし、実際に売店の前まで来ると、すでに売り切れている色や形も多く、選択肢はかなり限られていました。
最終的に購入できたのは、黄色の二つ折り牛革の長財布(税込2,000円)です。
また、娘に頼まれていたボルドーの二つ折り財布については、合皮タイプでしたが無事に購入することができました。
希望していたすべての条件を満たす形ではありませんでしたが、実物を手に取って選べたことには満足しています!
1か月使ってみた正直な感想

購入してから約1か月が経ち、日常的に使ってみた感想としては、革が少しずつ柔らかくなり、カードの出し入れがしやすくなってきたと感じています。
一方で、小銭入れについてはやや取り出しにくさを感じる場面もありました。
ただし、価格を考えると十分に納得できる範囲で、全体としては満足度の高い買い物だったと思います。
SNSを見ると頑丈な作りというわけではないけれど、上品だし、値段以上の価値があるという感想が多い印象がありました。
これから皇居財布を買いに行く人への注意点

今回実際に訪れてみて感じたのは、皇居財布は「ふらっと行けば買えるもの」ではないという点です。
平日の朝であっても多くの人が訪れており、到着時間や行動の仕方によって結果が大きく変わります。
特に注意したいのは、開園時間です。
皇居東御苑は9時に開園しますが、その時間に合わせて到着してもすでに並んでいる人が大勢います。
確実に購入したい場合は、時間に余裕を持った行動が必要だと感じました。
また、売店ではその日の入荷状況によって、色や形に大きな差が出ます。
特定のデザインや色を狙っている場合は、第一希望にこだわりすぎず、ある程度の妥協も想定しておくと気持ちが楽になります。
現在は販売停止の情報も出ているため、訪問前には最新の状況を確認することが重要です。無理に転売品を購入するのではなく、再開を待つという選択も現実的だと思います。
買い物だけで終わらせないおすすめの回り方

皇居財布を買うことだけを目的に訪れると、待ち時間の長さもあり、思った以上に疲れてしまうかもしれません。
実際に足を運んでみて感じたのは、皇居東御苑そのものや周辺エリアも含めて楽しむことで、1日のお出かけとしての満足度が大きく変わるという点でした。
皇居東御苑内は緑が多く、売店に並んだあとに少し散策するだけでも気分転換になります。混雑している時間帯でも、場所によっては落ち着いた雰囲気を感じられるのも魅力です。
また、周辺にはランチを楽しめるスポットも多く、今回はKITTE丸の内にある象印食堂を利用しました。
行列のあとの食事としてちょうどよく、東京駅を眺めながらゆっくり過ごせたことで、気持ち的にもかなり落ち着きました。
皇居財布をきっかけに訪れる場合でも、買い物だけで終わらせず、散策や食事を組み合わせて計画すると、より充実した時間になると思います。
まとめ

皇居財布は、上品なデザインと手に取りやすい価格のバランスが魅力で、近年SNSをきっかけに一気に注目を集めるようになりました。
その一方で、現在は非常に人気が高く、到着時間や行動次第では購入が難しい状況であることも事実です。
今回実際に訪れてみて、皇居財布は「思い立って気軽に買えるもの」ではなく、事前に情報を確認し、時間に余裕を持って行動する必要があると感じました。
また、売店ごとや日によって在庫状況が大きく異なるため、特定の色や形に強くこだわりすぎない姿勢も大切だと思います。
現在は販売停止の情報も出ているため、これから訪れる予定の方は最新の状況を確認したうえで計画を立てることをおすすめします。
無理に転売品に手を出すのではなく、再開を待つという選択も現実的でしょう。
皇居財布の購入を目的に訪れる場合でも、皇居東御苑の散策や周辺での食事を組み合わせることで、1日のお出かけとしての満足度は大きく高まります。
この記事が、これから皇居財布を検討している方の参考になれば幸いです。




