焼津の一棟貸し宿に泊まってみた|50代女性のゆったり旅(1日目)

静岡・焼津に一泊してきました!
今回の旅は、観光地をたくさん巡るのではなく、宿を拠点にしてゆっくり過ごすことが目的です。
焼津は港町らしい落ち着いた雰囲気があり、移動もしやすく、1泊2日でも気持ちに余裕を持って過ごせる場所でした。
宿は一棟貸し。
友人同士でも気を使いすぎず、自分たちのペースで過ごせたのが、とても良かった点です。
この記事では、実際に泊まって感じた焼津の宿のことと、1泊2日の過ごし方を紹介します。
焼津の一棟貸し宿はこんな人に向いている

今回は50代主婦5人が一泊しました。
静岡駅で待ち合わせをして地元の友人が車を出してくれたので、移動もとてもスムーズでした。
観光地を次々巡るというよりも、宿を拠点にして無理のないペースで過ごす旅。
そのスタイルに、焼津の一棟貸し宿(駐車スペースあり)はとてもよく合っていると感じました。
今回泊まったのは、
静岡県焼津市にある、一軒家をまるごと貸切できる一棟貸し宿です。
実際に泊まってみて感じたポイントは、こんな点でした。
- 最大8名まで泊まれる一軒家
- 寝室が3つあり、人数が多くても余裕がある
- リビングとダイニングが広く、みんなでゆったり過ごせる
- キッチン付きで、食事の自由度が高い
- 一棟貸しなので、周囲を気にせず過ごせる
- 焼酎飲み放題付き
- トイレが3つあるのでバッティングしないのが良い
私たち5人でも窮屈さはまったくなく、それぞれが自分のペースで過ごせたのが印象的でした。
ホテルのようなサービスはありませんが、その分「自分たちの空間で、自由に過ごせる」ことが一棟貸し宿のいちばんの良さだと感じました。
私たちが宿を見つけたサイト airbnb
焼津の一棟貸し宿に泊まってよかったこと

実際に泊まってみて感じたのは、宿に戻ってからの時間がとても心地よかったということでした。
一棟貸しなので、チェックイン後は完全に自分たちだけの空間。
時間を気にせずおしゃべりをしたり、順番にお風呂に入ったり、それぞれが思い思いに過ごせました。
この日の夕食は、キッチンを使ってみんなで準備。
真空パックのうなぎを温め直し、蒲焼は鰻丼に、白焼はそのままで。
ごはんも炊いて、テーブルに並べる時間も楽しいひとときでした。

この宿泊施設は、焼酎飲み放題も込みなのでスマホで検索しつつ、どれが美味しくて高い焼酎か調べながらロックでいただきました!
私は泡盛の古酒があったので大喜びしました。
旅に出てまで食事の支度はしたくないものですが、真空パックを温めて、ご飯を炊くだけなので簡単に準備できました。
東京に住んでいると、うな重を外で食べることはあっても、目の前のお皿にうなぎがずらりと並ぶ、という機会はなかなかありません。
蒲焼も白焼も好きなだけ取り分けて、それぞれが自分のペースで食べられるのは、最高でした!

食後は、銘柄を変えたりしながら焼酎を飲みながらゆっくりおしゃべりしました。
翌日の予定を詰め込んでいないので、時間を気にする必要もありません。
順番にお風呂に入ってさっぱり。
気づけば夜も更けていて、「そろそろ寝ようか」と自然に解散できるのも、大人の旅にはちょうどいい過ごし方でした。
寝室が複数あるのでうるさすぎないのも良かった点です。
他人のいびきが気になる人は1人部屋を選んでもらいました(笑)
宿に泊まる、というよりも、少しだけ場所を変えて、いつもより贅沢に過ごす。
そんな感覚の一夜でした。
1泊2日の旅の流れ
ここからは、今回の1泊2日の旅の流れをまとめます。
予定をぎっしり詰めるのではなく、そのときの気分や体調に合わせて動く、ゆったりとした旅でした。
静岡駅で集合し、地元に住んでいる友人の車で移動。
車があったことで行動に余裕が生まれ、「次はどこに行こうか」と相談しながら進めたのが印象的です。
1日目はランチから始まり、海と松林を散策してから宿へ。
2日目は買い物と街歩きを楽しみ、新幹線で帰るというシンプルな流れでした。
このあと、1日目・2日目に分けて、立ち寄った場所を順番に紹介します。
1日目
新幹線で静岡へ

新幹線に乗って静岡へ。
友人代表がネットでまとめて席を予約してくれました。
そこから各自の交通系カード番号を伝えて振り分けてもらう作業にドキドキ。
最近はなんでもインターネットで完結するので勉強になりました。

天気が心配でしたが、しばらくすると、車窓に富士山が見えてきました。
新幹線の窓から眺める富士山は、やはり特別ですね。
静岡駅で合流して車で移動

静岡駅に到着後、地元に住んでいる友人と合流しました。
ここからは友人の車で移動です。
車があると、時間を気にせず動けるのがありがたいところ。
ランチは食べてみたかったさわやかと決めていました。
さわやかでランチ

静岡といえば、一度は行ってみたかった「さわやか」。
ランチタイムということもあり、20分程待ちました。
名物のハンバーグは、焼き加減やソースの説明も丁寧で、食べる前から期待が高まりました。
実際に食べてみると、評判どおりの美味しさでした。
それ以上に印象に残ったのが、スタッフのサービス精神の高さ。
私たちと同年代の女性スタッフがにこやかに、でもきがきびきびと働いていて気持ちが良かったです。
なんだかんだいっても50代のおばさんは頼もしいですね〜
ローカルチェーンならではの工夫や気配りも随所に感じられて、 このサービスとお値段のバランスを考えると、人気があるのも納得。
お腹も心も満足できるランチでした。
三保松原

ランチのあと、海が見たいねという話になり、三保松原へ向かいました。
走っている途中に案内板が出てきて、「じゃあ行ってみようか」と、わりと自然な流れで決まった立ち寄り先です。
あいにく富士山は見えませんでしたが、海と松林の景色がとてもきれいで、歩いているだけでも気持ちが落ち着きました。
有名な観光地ではありますが、思っていたよりも静かで、大人の旅にはちょうどいい雰囲気です。
せっかくなので、みんなで靴を脱いで砂浜へ。
裸足になって海辺を歩き、初めてのアーシングも体験しました。
短い時間でしたが、自然に触れるだけで、体も気分もすっと軽くなった気がします。
このあと、すぐ近くにある施設にも立ち寄ることにしました。
アーシングは、裸足で砂浜や土、芝生などの自然な地面に立って、体と大地を直接つなぐ健康法のことです。
体にたまった静電気を逃がしてリラックスしやすくなると言われています。
みほしるべ

三保松原から歩いてすぐの場所にあるみほしるべ(静岡市三保松原文化創造センター)にも立ち寄りました。
建物がとてもきれいで、トイレも綺麗でした。
中には三保松原の歴史や文化を紹介する展示があり、無料とは思えない内容。
少し見るだけでも、この場所への理解が深まる感じがしました。
施設の前には足湯があり、ここでひと休み。
歩いたあとに足を温める時間は、思っていた以上に気持ちがよく、旅の途中にこういう場所があるのは嬉しいですね。
併設のギフトショップもとてもセンスが良く、富士山モチーフのガーゼハンカチを思わず購入しました。
実用的で、ちょっとしたお土産にも良さそうです。
このあと、夕食と翌朝の朝食を買うために、スーパーへ向かいました。
スーパーで買い出し

みほしるべをあとにして、夕食と翌朝の朝食の買い出しへ。
立ち寄ったのは、地元のスーパー 田子重 登呂田店 です。
フルーツが安くて、思わずあれこれ手に取ってしまいます。
夕食用の食材だけでなく、翌朝の分や各自のお土産もここで購入しました。
個人的にはピンク色の大きな麩菓子があり、これまで見たことが無かったので購入しました。
東京で売られている黒糖でコーティングされた麩菓子よりも軽くて優しいお味でした。インターネット
その後、いよいよ宿へチェックイン。
一棟貸し宿ということもあり、スタッフの対応はなく、自分たちで鍵を開けて中へ入ります。
ドアを開けた瞬間、思っていた以上の広さと清潔感にびっくり。
リビングも寝室もゆったりしていて、感動しました!
とりあえず荷物をリビングに置いて、食材を冷蔵庫へ。
2階もあるので探検しましたが、一瞬どこにいるのかわからなくなるほど広くて驚きでした。
宿でうなぎの夕食

少し落ち着いたところで、いよいよ夕食の準備です。
今回の旅の一番の目的は、うなぎを思いきり食べること。
真空パックのうなぎを温め直し、蒲焼は鰻丼に、白焼はそのままでいただくことにしました。
ごはんも炊いて、大皿に並べると、なかなかの迫力です。
旅に出てまで料理をしたくない気持ちもありますが、温めて、ごはんを炊くだけなので手間はほとんどありません。
その分、みんなで準備しながらおしゃべりする時間も楽しく感じました。
東京に住んでいると、うな重を外で食べることはあっても、
目の前に蒲焼と白焼が並び、好きなだけ取り分けて食べる機会はなかなかありません。
それぞれが自分のペースで味わえて、「贅沢だね」と何度も口にしていました。
このあと、食後はゆっくりお酒の時間へと続きます。
焼酎飲み放題の夜

夕食のあとは、そのままお酒の時間へ。
この宿は、焼酎が飲み放題というのも魅力のひとつでした。
棚にはたくさんの焼酎が並んでいて、どれを飲んでいいのかわかりません。
どうせなら評判の良いものを飲みたいと、スマホで調べながら気になる銘柄を選ぶのも楽しい時間でした。
私は泡盛の古酒(クース)を見つけて、思わずテンションが上がりました!
古酒(クース)とは3年以上寝かせた泡盛だけが名乗れるのです。
調べてみると宮古島の菊の露の古酒でした。
ロックでゆっくり味わいながら、うなぎの余韻と一緒に楽しみます。
銘柄を変えたり、少しずつ飲み比べたりしながら、気づけば会話も弾んでいました。
翌日の予定を詰め込んでいないので、時間を気にせず過ごせるのも、この旅の良さです。
順番にお風呂に入ってさっぱりしたら、じゃんけんでベッドを決めました。
他人のいびきが気になる友人が一人部屋になりました(笑)
私は耳栓持参でハンモックのある2人部屋で寝ました。

1日目を終えて

こうして振り返ってみると、1日目は特別な観光をたくさんしたわけではありません。
でも、だからこそ印象に残る時間になったと感じています。
移動に無理がなく、宿に戻ってからは完全に自分たちだけの空間。
うなぎを囲んで食事をし、気になる焼酎を少しずつ飲み比べながら、ゆっくり話す。
そんな何気ない時間が、いちばんの贅沢でした。
一棟貸し宿だったからこそ、周囲を気にせず、それぞれが自分のペースで過ごせたのも大きなポイントです。
「もう少し飲もう」「そろそろお風呂に入ろう」と、自然な流れで夜が進んでいくのは、大人の旅ならではだと思いました。
翌日は、焼津さかなセンターの予定です。
2日目の様子は、後編の記事で紹介します。




