焼津の一棟貸し宿に泊まってみた|50代女性のゆったり旅(2日目)
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前編記事に続いて、2日目の旅を紹介します。
2日目
忙しい朝

一棟貸し宿で迎える2日目の朝。
チェックアウトの時間に合わせて目覚ましの音で目覚めました。
昨夜は結構飲んだので起きるのが辛い〜
みんなで朝食の準備をするのですが、それぞれが自分のタイミングで朝のトイレタイムのためにこそっと抜けていきます(笑)
ここには3つもトイレがあるので本当に便利だと思いました。
一棟貸しなので、ゴミ捨てにも細かいルールがあります。
そこはみんな主婦なのでテキパキ捌いていきます。
チェックアウト後は、この旅で楽しみにしていた焼津さかなセンターへ向かいます。
焼津さかなセンター

焼津といえば、やはり外せないのが焼津さかなセンターです。
かつては観光バスが何台も並び、焼津観光の定番スポットとして賑わっていた場所です。
今回訪れてみると、早い時間だったので人の流れが落ち着いていて、ゆっくりじっくり買い物をすることができました。
最盛期には多くの人が訪れていたと聞きますが、今はツアー客が減った分、気になる店先で立ち止まったり、商品を手に取って眺めたりする余裕があります。
慌ただしさがないので、お土産選びも自然と丁寧になります。
変にガツガツしないでお店の方の説明を聞いたり、試食を楽しみました。
このペースが50代女性にはピッタリで、友人たちもここがいちばんの思い出になったとそうです。
私たちはかなりのお買い物をここでしました。
まぐろ昆布、あおさ、わさび、海鮮珍味、椎茸、みかんなどなど。
本当に楽しかったです!
静岡駅近くに移動して寿司屋

焼津さかなセンターをあとにして、車で静岡駅近くへ移動しました。
この日のランチは、以前から予約していたお寿司屋さんへ。
旅先で行き当たりばったりのお店に入るのも楽しいですが、今回は新幹線に遅れないよう、しっかりスケジュールを決めていました。
個室とメニューも予め予約していたので、席に着くとすぐに運ばれてきました。
やはりお寿司はいいですね〜
美味しくいただきました。
駿府城公園を散歩

お寿司屋さんを出たあとは、駿府城公園へ向かいました。
静岡駅からも近く、食後に少し歩くのにちょうどいい距離です。
街中にありながら、園内は思っていた以上に広く、お堀や石垣、きれいに整えられた緑がとても気持ちいいです。
数日後、NHK大河ドラマ「べらぼう紀行」でここが紹介されていたのでみんなで盛り上がりました!
こういうちょっとしたことがあるだけで、印象が強くなり理解が深まったりしますよね。
ただの旅行でも、自分の知識にも大いに影響を与えていることを実感しました。
ななや静岡店で抹茶アイス

駿府城公園を歩いたあとは、ななや静岡店へ。
せっかく静岡に来たと言うことで、抹茶アイスをいただきました。
店内の席がちょうど空いていたのでラッキーでした。
落ち着いた雰囲気で、座って食べられるのも嬉しいポイントですね。
歩いたあとに、こういう“ちゃんと休める甘味”は最高です〜
最近抹茶が世界的に人気になってきたそうです。
抹茶の苦味のある美味しさが世界に認められたなんてすごいことですね。
日本のお茶農家さんの懐があったかくなるといいのに、なんて思いました。
蒲菊本店で熱々の黒はんぺんフライ

抹茶アイスのあとに向かったのは、蒲菊本店。
静岡名物の黒はんぺんフライを食べに行きました。
やっぱり良かったのは、揚げたての黒はんぺんフライをその場で食べられること。
熱々で、外はサクッ、中はふんわりとしていて、魚の旨みがしっかり感じられます。
微かにカレーの香りがすると友人が言い出しました。
店の方に聞いてみると、少しだけカレー粉が入っているとのこと!
そのせいか、揚げ物なのにぺろっといけちゃいました。
せっかくなので、お土産用に黒はんぺんも購入。
家に帰ってからも、この旅の続きを楽しめるのが嬉しいですね。
こうして私たちは静岡駅の近くを楽しんで、新幹線で東京に向かったのでした。
まとめ

今回の焼津・静岡1泊2日の旅は、観光を詰め込みすぎず、その土地の空気や食をゆっくり味わう旅になりました。
一棟貸し宿で迎えた忙しい朝から始まり、焼津さかなセンターでの落ち着いた買い物、
予約していたお寿司屋さんでのランチ、駿府城公園の散歩や、ななや静岡店での抹茶アイス、そして蒲菊本店で食べた熱々の黒はんぺんフライまで。
どれも派手な観光ではありませんが、今の私たちにはこれがちょうどいいと感じる場面ばかりでした。
50代になると、移動や予定に追われる旅よりも、無理のないスケジュールで、会話を楽みながら過ごせる時間が何よりの贅沢になります。
今回の旅は、まさにそんな大人の旅だったと思います。
最後は静岡駅から新幹線に乗り、東京へ。
車窓から見えた富士山を眺めながら、「次はどこに行こうか」と話している時間も、旅の一部として心に残りました。
前編・後編あわせて、これから焼津や静岡を訪れる方の参考になれば嬉しいです。




