旅と冒険

50代女子 八ヶ岳高原ロッジ別荘3泊4日【山の暮らし体験・前編】

50代女子 八ヶ岳高原ロッジ別荘3泊4日【山の暮らし体験・前編】

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八ヶ岳の自然に囲まれた「八ヶ岳高原ロッジ」の別荘で、3泊4日を過ごしてきました。
ホテル滞在とは違う、暮らすように過ごす八ヶ岳の時間でした。

今回は、50代女子の私が体験した薪ストーブのある別荘ライフを中心に、山の静けさや滞在中の過ごし方を紹介します。

天気にはあまり恵まれず、滞在中のほとんどが雨。
思うようにお出かけができない日もありましたが、そんな時こそ、別荘でどう過ごすかが大切だと感じました。
曇り空や雨音、薪ストーブのぬくもり、そして友人との語らい――
どれも心を整えてくれる贅沢な時間でした。

八ヶ岳高原ロッジと聞くとホテルのイメージが強いですが、実際には西武グループが開発した別荘地エリアを含む広い高原リゾートです。
ホテルに宿泊もできますが、ロッジ周辺には多くの個人所有の別荘が点在しており、今回はその別荘地での滞在記になります。

 

50代女子 八ヶ岳高原ロッジ別荘3泊4日【山の暮らし体験・後編】
50代女子 八ヶ岳高原ロッジ別荘3泊4日【山の暮らし体験・後編】八ヶ岳高原ロッジの別荘で過ごす3泊4日旅の後編。雨の日の過ごし方、ひまわり市場やエロイーズカフェ、最終日の散歩や片付けなど、50代女子が体験した“山の暮らし”のリアルな魅力をまとめました。...

 

1日目

出発の朝、新宿から小淵沢へ

新宿駅

秋の3泊4日の荷物は、中くらいのサイズのスーツケースが必要でした。
ラッシュの時間にそのサイズを持って出かけるのが少し不安だったのですが、娘が新宿まで付き添ってくれることになりました!

娘の指導により、50代は朝は急行電車に乗ってはいけないという教えを守ることに。
なんと途中から座ることができ、時間もそれほど掛かりませんでした。

娘と過ごす出発前の朝ごはん

DEAN & DELUCA 新宿店

早めに新宿に着いたので、少しゆっくり朝ごはんを食べることにしました。
立ち寄ったのは DEAN & DELUCA 新宿店
ショーケースにはキッシュやマフィンが並び、どれも美味しそうで迷ってしまいます。

選んだのは長葱とブルーチーズのキッシュ
香ばしい生地に濃厚なチーズがよく合って、朝から幸せな気分に。

娘はカフェラテを飲みながら、仕事の話をしていました。
忙しい日常の中で、こうして一緒に過ごす朝は本当に貴重です。

慌ただしくキッシュを平らげて、「行ってきまーす」と南口改札に向かいました。

あずさ13号で向かう、1年ぶりの八ヶ岳

新宿駅特急あずさ13号

新宿駅のホームに立つと、すでにあずさ号の乗客でにぎわっていました。
平日とはいえ、観光シーズンの秋。
登山客や旅行バッグを抱えた人たちの姿も多く、車内はすでにほぼ満席です。

友人と合流し、指定席に腰を下ろしてほっと一息。
窓の外に広がる都会の景色が少しずつ郊外へと変わっていくのを眺めながら、「これから3泊4日の山の暮らしが始まるんだな」と胸が高鳴りました!

途中、八王子を過ぎたあたりから見えてくる秋の空はどこか柔らかく、紅葉が少しずつ混じった山並みが車窓に映ります。
おしゃべりをしながら過ごす2時間はあっという間でした。

この旅の気掛かりは天気と紅葉具合。
出発前から天気予報とにらめっこしていたものの、どうやら滞在中の3日間は曇りや雨が多く、晴れは最終日だけになりそう💦

2時間の道のりを終え、列車が小淵沢駅に滑り込むと、高原らしいひんやりとした空気に八ヶ岳に来たのだなと実感しました

小淵沢でレンタカー手続き

JRレンタカー

小淵沢駅に到着してまず向かったのはレンタカーのカウンター。
今回の支払いには、友人が事前に交換してくれていたJREポイントを充当する予定でした。

ところが肝心の引換ページや確認メールが見つからず、手続きが一時中断。
アプリのメニューやメール履歴を順に確認しても見当たらず、スタッフさんも首をかしげるばかり。
そもそもアプリがよくわからない。(私も苦労した覚えが・・・)

ようやくJREモール経由の交換履歴が見つかり、表示された番号で無事に手続きが完了しました。

ちょっとしたトラブルでしたが、友人が自分のポイントをレンタカーに交換していてくれたことに感激しました。

旅の始まりはスーパー巡りから

オギノ長坂店

レンタカーの手続きが終わったあと、まず向かったのは地元のスーパー巡り。
最初に立ち寄ったのは、オギノ 長坂店
こちらは地元の方が日常的に使うスーパーで、価格が手ごろで品揃えも豊富。
長坂店限定の惣菜コーナーや地酒のラインナップも魅力的でした。

 

ひまわり市場

次に訪れたのはひまわり市場
地元野菜や県産ワイン、信州ハムやチーズなど、見ているだけでワクワクするような品揃えです。

観光客にもファンが多いお店で、週末には駐車場がいっぱいになるほど。
店長さんのDJが本当に面白くて買い物しながら笑っていました。

今年も馬刺しと虹鱒を購入。
初めて見るビールやお酒、おつまみやお菓子を選んでいきます。
カゴがどんどん重くなっていきました。

地元での買い出しは、もう私たちの旅の恒例行事。
食材を選ぶ時間から、すでに“八ヶ岳の暮らし”が始まっているのですよね。
雨が降り出す前に荷物を積み込み、いよいよ別荘へと向かいました。

ヤツレンのソフトクリームでひと休み

ヤツレン ソフトクリーム

買い出しを終えて立ち寄ったのは、いつものヤツレン直売所
高原に来たらこれを食べないと始まりません。
たとえ雨が降っていてもやはり食べたくなります。

寒いので車の中で食べている人が多かったです。
もちろん私たちも車内で食べました。

人気のソフトクリームは、濃厚なのに後味がすっきり。
牧場ミルクの風味そのままで、冷たい空気の中でもつい笑顔になります。

山の家に到着

八ヶ岳 別荘

別荘に着いたのは夕方。
外はすっかり曇り空で、気温もぐっと下がっていました。
荷物を運び込んだあと、友人がさっそく薪ストーブの火入れに挑戦。

薪ストーブに火を入れる

久しぶりの火起こしということで、なかなか火が安定しません。
それにしっかり教えてもらったこともなかったそう。
新聞紙を丸め、薪をくべ、何度もチャレンジ。
ようやく炎が立ち上がったときは1時間以上経っていました。
本当にお疲れ様でした〜

しばらくすると、冷えていた部屋がゆっくりと暖まり、2階の私の部屋までぽかぽかと温かくなっていきました。
これが噂の薪ストーブの威力なのか・・・

この薪ストーブは、スウェーデン製のヨツール(Jøtul)というメーカーのものだそうです。
別荘のオーナーである、友人のお父様のこだわりの薪ストーブだとか。
重厚な鋳物のボディが特徴で、見た目からして頼もしい存在感があります。

野辺山宇宙電波観測所 貸切プライベートナイトツアー 中止の連絡

野辺山宇宙電波観測所

荷物を片づけて一息ついた頃、予約していた野辺山宇宙電波観測所から電話が入りました。
今夜予約していた貸切プライベートナイトツアーは、雨のため中止になります、とのことでした。

このツアーは、普段は入ることができない夜の観測所を探検&澄んだ野辺山の空気の下、昼間と違う姿を見せる巨大電波望遠鏡の見学と満天の星を望遠鏡で観察する特別な体験ができるというもの。

せっかく料金もかけて記念になると思って申し込んでいたし、今回の旅の目玉だったので、本当に残念です!

それでも、山の天気は仕方ありません。
いつかまたリベンジできたらいいねと話し、無理やり納得することにしました〜

結果的に、ツアーが中止になったことで旅の費用は少し安くなりましたが、 やっぱり一度は体験してみたかったな…という思いは残りました。

夕食

八ヶ岳 1日目夕食

夕食は、昼に買ったお寿司と虹鱒が主役。
シンプルに塩焼きと刺身でいただきながら、ビールと一緒にいただきました。

特急あずさでも近況を報告し合ったのですが、それだけでは時間が足りず、夕食でもおしゃべりは続きました。

この素敵な山の家もそろそろ手放すことになりそうだという話は少し前に聞いていたけれど、改めてその言葉を聞くと時間や家族の歴史を感じてしみじみした気持ちになりました。

別荘を持つということは、ものすごくお金が掛かることです。
固定資産税や管理費、冬の暖房費や修繕費――
想像以上に維持するのが大変だと聞きました。

親の想いが詰まった家でも、代が変われば維持が難しく、手放さざるを得ないこともあるのだと思うと、少し切ない気持ちになります。
それでも、こうして最後にこの家で過ごせたことは、友人にとっても、きっと大切な節目になるのでしょう。
炎のゆらめきを眺めながら、静かにそんなことを考えていました。

2日目

別荘の落ち葉

2日目の朝は、予報どおりの雨。
屋根を叩く雨音で目が覚めました。

前夜にしっかり食べたせいで、朝はお腹が空かず、コーヒーだけをゆっくり淹れて、静かな時間を楽しみました。
今回の旅は仕事や親の介護などの疲れを癒す旅でもあるので、無理やり予定を入れることはしないようにすると決めていました。

まずは洗濯物を干したり、片づけをしたりして過ごします。
窓の外では雨がしとしとと降り続き、木々の葉が濡れてしっとりとした景色に。

私は隙間時間に英語アプリのDuolingoの勉強をしたり、オーディブルを聞いたりしていました。
しばらくして雨脚が少し弱まってきたので、そろそろ準備して出かけることに。
無理に急がず、天気と気分に合わせて動けるのも、別荘滞在ならではの贅沢だと感じました。

清泉寮でソフトクリーム

清泉寮ソフトクリーム

まきば公園へ向かう前に、少しだけ寄り道をして清泉寮へ。
実は私にとっては今回が初めての清泉寮でした。

天気が悪いにも関わらず、駐車場にはたくさんの車が停まっていてびっくり。
ナンバーを見ると、関東だけでなく関西方面など遠方から来ている車も多く、人気の高さを実感しました。

雨の中で若干寒いのに、みんなが手にしていたのは、やっぱり清泉寮の濃厚なソフトクリーム(笑)
ミルクの味がしっかりしていて、口に入れるとふわっと広がるコクがとても印象的でした。
それでいて後味はすっきりしているから、最後まで美味しく食べられます。

私たちも屋根の下でゆっくり味わいながら、
「雨でも寄ってよかったね」と笑い合いました。

今回の旅で、出会ったソフトクリームはできるだけ食べたいと思ったのでした。

まきば公園でビーフシチューランチ

まきば公園

清泉寮をあとにして、次に向かったのはまきば公園。
ここは私にとって初めて訪れる場所でした。

まきば公園は、八ヶ岳南麓に広がる県立八ヶ岳牧場の一部を一般に開放してつくられた公園で、広大な牧草地と動物とのふれあいが楽しめるスポットとして知られています。
まきばの館を中心に、レストランやコミュニティーホール、さまざまな広場が整備されていて、自然の中でゆっくり過ごせる憩いの場でもあります。

この日は雨のせいか、人影はまばら。
しっとりと濡れた草原がどこか落ち着いた雰囲気で、静かな高原の空気をゆっくり味わうことができました。

ちょうどお昼どきだったので、まきばレストランへ。
肌寒い日だったこともあり、温かいビーフシチューをいただくことにしました。
とろっとしたお肉とコクのあるソースが体にしみて、とてもほっとする味でした。

まきば公園ウシさんソフト

そして忘れてはいけないのが、まきば公園名物のウシさんソフト!
自分でチョコペンを使ってウシさんの顔を描くのですが、これが意外と難しくて…(笑)
私が描いたウシさんはちょっとピカソ風?な仕上がりになり、友人と大爆笑。
こういう些細な遊び心が旅の楽しい思い出になるんですよね。

まきばカフェで食べた「牧場のウシさんソフト」(680円・トッピング含む/税込)は、雨の中でも格別でした。
ソフトクリームを手にしている人は私たちだけではなく、寒い日でもみんな同じ気持ちなのだなと感じました。

寒くても食べたいソフトクリームの魅力ってなんなのでしょうね。
アイスクリームよりも、なぜかすっと軽く食べられる気がします。

動物と触れ合い

ソフトクリームを食べたあとは、放牧エリアの近くを少し散策しました。
雨が止んだタイミングで、羊やヤギたちがのんびり草を食べていて、その姿がとにかくかわいい!
近づくとこちらをじっと見つめてくれて、思わず写真を何枚も撮ってしまいました。

動物との距離が近いのが、まきば公園ならではの魅力。
雨の日でも、こうしてふれあえる時間があるだけで心がほっとします。
疲れ切った50代女子2人が、一気に癒された瞬間でした。

そのあとは、この日の疲れもあって早めに帰宅。
夕食をいただいて、友人とゆっくりおしゃべりしてから就寝しました。
雨の中の外出だったけれど、美味しいものと動物たちのおかげで、気持ちの良い一日になりました。

まきば公園は 2025年11月10日から冬期閉園となり、公園内は全域立入禁止となっています。訪れる際は、最新の開園情報を公式サイトでご確認ください。

まとめ

雨のなかの外出でしたが、ソフトクリームや動物たちのおかげで、心がふっとゆるむ一日になりました。
夕食をいただき、友人とゆっくりおしゃべりして、そのままぐっすり熟睡。
そして、この旅はここで終わりではありません。

翌日の八ヶ岳では、また別の楽しみ方がありました。
雨でもゆったり過ごせた場所や立ち寄ってよかったスポットなど、続きは後半の記事でご紹介します。

ABOUT ME
はにゃみ
こんにちは!はにゃみです。 東京都内在住の50代主婦。日々の小さな冒険を通じて、人生の楽しみを見つける旅を続けています。 このブログ「主婦ブログ はにゃみの1日1つの新しい発見」では、旅、読書、そして日常生活の中で得た新しい発見や気づきをお届けします。 老眼が進んでも諦めない読書生活(Audibleで150冊達成!)、一人旅の魅力(道後温泉、那覇、松本など)、そして友人との楽しいお出かけなど、50代からの豊かな生活のヒントを共有しています。 週3回のパート勤務の合間に、カフェ巡りや映画鑑賞を楽しむソロ活も実践中。 一緒に、人生の新しい楽しみを見つけていきましょう!
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