神楽坂から靖国神社へ歩いた日 心揺さぶられた深い参拝と境内散歩

仲良しAさんと神楽坂でランチすることになりました。
その後、徒歩で移動し九段会館テラスを最終目的地とするプランです。
日本武道館の屋根が見えてきたところで、右側に靖国神社の大きな鳥居が現れました!
私は以前から靖国神社に参拝したいと思っていました。
なのでAさんに頼んでみました。
Aさんは快く同意してくれて、いろいろな話をしてくれました。
そこで2人で涙した話や靖国神社の様子を書いてみたいと思います。
靖国神社とは

靖国神社は、東京都千代田区九段北に鎮座する、明治時代のはじめに創建された神社です。かつて国のために命を落とした人々の御霊を静かに慰め、その歩みを後世へと伝えていくことを大切な目的としています。
明治天皇が名付けた「靖国」という名前には、国を穏やかに整え、平和な国家をしっかりと築いていこうという強い願いが込められているそうです。
境内には、日本の近代化や様々な戦いにおいて命を捧げた多くの人々の神霊が、身分や立場を問わず平等に祀られています。
アクセス情報
住所
東京都千代田区九段北3-1-1
最寄り駅
東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」より徒歩約5分
友人と巡る靖国神社の境内散歩と、心揺さぶられた一日

日本橋海鮮丼 つじ半 神楽坂店でのランチの後、早稲田通りを徒歩で移動しました。
途中、九段ハウスをじろじろ見たり(笑)して靖国神社前までたどり着きました。
銀杏の木からこれでもかという数の銀杏が零れ落ちているのを清掃のかたがかき集めていました。
私はまだ靖国神社には参拝したことがなかったので、Aさんに寄ってみたいと伝えました。
もちろんOKをもらいました。
物知りでさまざまな背景を教えてくれるAさんのガイドがあったおかげで、ただ通り過ぎるだけではなく、深く対象に向き合いながら境内を歩くことができました。
境内には、気象庁が東京のサクラの開花を宣言する際に基準となる「標本木」もあり、春の華やかな姿とはまた違う、厳かな雰囲気が漂っていました。
境内を歩きながら、Aさんが先日亡くなった美輪明宏さんの話をしてくれました。
美輪さんの実家で働いていたさんちゃんという男性が召集令状を受け取り、出征していく時のエピソードです。
当時は国のために命をささげることが当然とされ、家族も涙をこらえて送り出すべき時代でした。
しかし汽車が出る直前、さんちゃんの母親はどうしても思いを抑えきれず、「死なないで帰ってきてくれ」とタラップにしがみついて叫んでしまいました。
その姿を見た憲兵が激高し、母親の襟首をつかんで激しく放り投げたため、近くの鉄柱に打ちつけられた母親は額から血を流す大怪我を負ってしまいました。
結局さんちゃんは二度と戻らず、最後に記憶に残ったのは、憲兵に投げ飛ばされ血を流して泣き叫ぶ母親の無残な姿になったということです。
Aさんからその残酷で理不尽な話を聞き、胸が締め付けられて思わず涙がこぼれました。
Aさんも私も息子がいるので他人事とは思えませんでした。
2人で「絶対無理」と言い合って涙を流しました。

さらに、境内にある桜の木に、戦友会などの部隊名が記されたプレートが掲げられているのを目にしたとき、「もし今の自分が戦時中に生きていたら、息子を戦争になんて絶対に送り出せない」という強い思いが湧き上がり、また2人で涙を流しました。
歴史の重みや、平和であることの尊さを静かに噛みしめながら歩いたこの日は、想像以上に心揺さぶられる、忘れられない一日となりました。
まとめ
Aさんと共に初めて足を踏み入れた境内での出来事や、そこで聞いた話の数々は、歴史の重みや当時の過酷な現実を深く教えてくれました。
ただの散策ではなく、心を動かし、涙を流しながら同じ時間を共有できたことは何物にも代えがたい経験となりました。
思い切って足を運び、自分の目で見て本当に良かったと心から感じています。
当たり前のように平和な日常を送ることができるありがたさを胸に刻みながら、私たちは九段会館テラスに向かったのでした。
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