50代主婦のはにゃみです。
3月は息子の受験が終わってホッとするものの、入学前の手続きが結構あってやはり落ち着かない毎日を送っていました。
おまけに２人の子供たちがそれぞれUSJに遊びに行ったり、私が念願のソロ一人旅に挑戦したり、お楽しみも目白押しでした。
ゆっくり本を広げる時間がなかなか作れませんでしたが、耳で聞くオーディブルは継続して楽しむことができました。
オーディブル（Audible）とは・・・
- プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービス
- 移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能
- 月会費１,５００円の会費で配信されている１２万以上の作品が聴き放題
- いつでも退会できる
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3月の読書記録 オーディブル編
７作品 １１,０００円分を耳読書しました。
（１）ガラスの塔の殺人
知念 実希人 ハードカバー １,９８０円
２０２２年本屋大賞ノミネート作品。
犯人が殺人を犯すところから犯人目線でストーリーが進むのが新鮮でした。
一気に耳読書できました。
（２）汝星の如く
凪良 ゆう 単行本 １,７６０円
２人の高校生の生い立ちが可哀想で辛い気持ちになった。それでも応援する気持ちが強くなって一気にラストまで聴いた。
たまたま親に恵まれなかっただけで、子供が追い詰められていく姿が辛かった。現在問題になっているヤングケアラーが主人公。１０年以上ん時間をかけて自分の人生を立て直していく物語。
早く大人になって、親なんか捨てて都会へ出て行きなさい！とずっと心の中で思いながら読んだ作品です。
（３）赤と青のエスキース
青山 美智子 単行本１,６５０円
どの登場人物が時間を経てどんな姿で登場するのか、最初ははっきりと明かされない。
若者たちがどうなっていくのか気になってどんどん進んでいった。
うまくいかない長い時間を過ごしていたとしても、結局自分は何がしたいのか、きちんと向き合うことが生きることだと再確認できた作品。
（４）無意識リライト「寝る前3分の書き換え」で、現実は思い通り
ヨンソ 単行本１、５４０円
Amazonでは４.４と高評価の本です。
私は馴染みのある内容だったので、ピンときませんでした。
オーディブルで聞けば、すぐに聞き終わります。
気軽に作品に触れられるのも、オーディブルの良い点です。
（５）対岸の彼女
角田光代 文庫本７２６円
子供が学校でいじめにあい、都会から母親の故郷に転居した家族。かつて母親が逃げ出した地元に戻らなければならなくなった家族の息苦しさがビシビシ伝わってきた。
このような状況はきっと実際にもあるだろうと思った。
たった一人、出会った友と違うどこかへ行こうとする主人公。母として一人の人間として祈るように耳読書した。
人と関わるのは運も大きく、本当に大変だ。けれど、人生止まってはいけないと感じた作品。良い作品だった。
（６）誰かがこの町で
佐野広美 単行本１,６７０円
「王様のブランチ」で紹介され、反響のあった作品だそう。
「ゾクゾクが止まらない、読む前には戻れないミステリー!」という謳い文句がついていました。
気味の悪い地方の高級住宅地の話。こんなことって実際にあるのかしらと思う反面、集団で洗脳されていくような狂気も実際に存在するかもしれないと思う。なんとか耐えながら興味深く耳読書しました。
（７）旅する練習
乗代雄介 単行本１,７０５円
第34回三島由紀夫賞、第37回坪田譲治文学賞をダブル受賞した作品。第164回芥川賞候補作。
ロードムービーを見ているような細かい風景描写が最初は退屈に感じたけれど、後半は心地よくなりました。
中学入学前の姪っ子と小説家の伯父さんが千葉から鹿島スタジアムにに歩いて行くというお話です。
耳を疑うラストでした。
3月の読書記録 紙の本
紙の本も３冊読みました。
（１）「食堂のおばちゃん2 恋するハンバーグ」 山口恵以子
図書館本。美味しい普通の食事をしっかり作る人間が主人公なので信頼ができ、安心して読めます。このような作品を読んでいる時間が、落ち着いた心のリセットボタンになっていたりします。
（２）食堂のおばちゃん3 愛は味噌汁」 山口恵以子
図書館本。真っ当に生きる下町の人たちの姿が気持ちを安定させてくれます。楽しい。
（３）「婚活食堂５」山口恵以子
図書館本。
まとめ
３月も楽しく目と耳から本を楽しめました。
オーディブル・・・ ７作品 （本を購入した場合 １１,０００円分相当）
紙の本・・・・・・ ３冊
オーディブル聴き放題 月会費１,５００円
